チェックインとは、撮影中にあらかじめ予定された短い確認で、関係者全員が次の段階にも引き続き同意しており、身体的にも精神的にも作業を続けられる状態にあることを確認するもの。通常は1分もかからず、きちんと運営されているセットでは、照明の設置と同じくらい当然の流れの一部になっている。
セットでは、身分証明書や書類を確認する到着時の受付を指して「チェックイン」という言葉を使うこともある。ただし、安全に関する文脈では、作業中に行う確認を意味する。
確認するタイミング
決まったタイミングを設けることで、チェックインを確実に行える。一般的なのは次のタイミングだ。
また、不安を感じた人は誰でも、いつでも自分からチェックインを求められる。
チェックインの聞き方
質問は短く具体的にする。「次はこのパートに入るけど、あなたは大丈夫? 休憩が必要?」という聞き方だ。説明なしで使える回答方法を用意しておくと便利で、例えば信号コードがある。緑は続行、黄色はゆっくり進めるか少し話す、赤はストップを意味する。
質問は全員にまとめてではなく、直接、一人ずつ行う。チーム全体の前で「みんな大丈夫?」と聞くと集団圧力が生まれるが、担当者と目を合わせて確認する場合はそうならない。
誰が質問するのか
プロフェッショナルなセットでは、同時に監督を務めていない、指定された担当者が行う。例えば、相談窓口の担当者、インティマシー・コーディネーター、または制作進行の担当者だ。この役割を分けることが重要なのは、監督には撮影を進めたいという意向があるからだ。それとは別に、シーンに参加する人同士でも互いに確認を行う。
人数の少ない小規模な制作では、この役割分担がなくなることもある。その場合は、事前に誰が質問するのかを決めておくべきで、黄色や赤の回答も、大規模なセットと同じように真剣に受け止めなければならない。
チェックインとSafeword、境界線リストの違い
イエス・ノー・もしかしたらリストは、撮影前に何が選択肢になるのかを決めておくものだ。Safewordは、もう続けられないときに即座に止める。チェックインはその中間にあり、ためらいや不安を、撮影を中止しなければならない状態になる前に拾い上げる。特に初心者は、ストップワードを使うことをためらいがちだが、直接質問されれば正直に答えられることが多い。
注意できるポイント
事前の打ち合わせで、チェックインを行う予定があるか、いつ行うのか、誰が担当するのかを確認しよう。答えがなければ、自分のために確認を求めていい。チームが待っていても正直に答えること。黄色の回答にかかる時間は2分だが、無視された不快感は撮影日全体に負担をかけることがある。
ためらいに対してどのように対応されるかにも注目しよう。それを情報として扱うなら、システムは機能している。話をそらしたり、時間のプレッシャーで押し切ったりするなら、チェックインはただの見せかけだ。その場合はデブリーフィングで取り上げ、エージェンシーにもフィードバックしよう。