シーンの背景に、セリフも自分の演技もなく、中心となるシーンにも関わらずに映る人物。エキストラは空間を埋める:バーの客、通行人、オフィスの同僚、パーティーの参加者など。エロティック作品では、主にストーリー性のある形式、たとえばFeature作品やWebシリーズに登場する。
出演内容
エキストラは個別のシーンのために呼ばれ、撮影現場にいるのは数時間だけであることも多い。立つ場所、歩いていく方向、会話をするタイミングなど、簡単な指示を受ける。セリフを覚えるという意味での準備はないが、背景シーンはカメラ位置ごとに繰り返され、動きも毎回同じに見える必要があるため、忍耐力が求められる。シーンとシーンの間に待ち時間があるのも、ここでは普通である。
エキストラがヌードのあるシーンに関わるかどうかは、作品によって異なる。多くの場合、エキストラは演技シーンだけに登場し、完全に服を着ている。あなたに何が求められるのかは、現場ではなく、出演を承諾する前に確定していなければならない。
脇役との違い
脇役には固有の人物設定があり、多くの場合セリフとストーリー上の役割がある。エキストラにはそのどれもない。この違いは芸術面だけでなく、契約上も重要である。エキストラとして呼ばれたのに、現場で突然セリフや人物設定、ヌードのあるシーンを担当するよう求められた場合、別の役割を押しつけられていることになる。これは契約変更であり、改めて交渉する必要がある。
業界共通の固定額はない報酬
エキストラに一般的に適用される決まった金額はない。出演時間が1日分の撮影より短いため、定額報酬または半日出演料が合意されることが多い。重要なのは、金額を撮影日より前に書面で確定させること、同様に交通費が支給されるか、出演が長引いた場合にどうなるかを明確にすることである。報酬は現金ではなく、銀行振込で支払われる。
背景でも顔がわかる
最も多い誤解は、背景にいるだけなら身元がわからないというものだ。実際には、多くのショットであなたの姿ははっきり映り、スチール写真や予告編で、あなたが映っているシーンそのものが使われることもある。そのため、エキストラにも他の関係者と同じことが適用される:身分証明書またはパスポートによる年齢確認、書面による契約書、同意書、そして利用方法を定めるModel Releaseが必要である。
匿名でいたいなら、事前に伝えるべきである。作品側は、エキストラを後ろ向きにしたり、ぼかしたり、画面の端に配置したりできるが、それを把握している場合に限られる。この場合は、スチール写真や予告編でも前面に登場しないよう、併せて依頼してほしい。
承諾する前に
どのシーンに映るのか、そのシーンで前景に何が起きるのか、拘束時間はどのくらいかを確認してほしい。回答は書面でもらうこと。条件が事前に明確であれば、エキストラとしての出演は撮影現場を知る良い方法になる。