カメラの前で質問に答える制作形式。仕事、自分がこの仕事を始めたきっかけ、セットでの日常、または自分自身について話す。インタビューは独立したクリップとして公開されたり、シーンの前の導入として使われたり、ビハインド・ザ・シーン素材の一部になったり、雑誌やプラットフォーム向けの人物紹介に利用されたりする。
演じることより話すことのほうがリスクになり得る理由
シーンでは役を演じる。インタビューでは、芸名で出演している場合でも、自分自身として話す。まさにそこにリスクがある。育った街、以前の職業、趣味、方言、ペットの名前などの小さな情報が組み合わさると、あなたを知っている人があなたを見つけられる人物像ができ上がる。シーンには出てこないことが、インタビューでは最初の一文に出てくることも多い。
匿名で仕事をしたい人は、インタビューには特に慎重に臨むべきだ。どのような保護が可能かについては、匿名で働くことに関する記事で説明している。
インタビューの準備方法
信頼できる制作会社は、事前に質問を送るか、撮影前に進行や範囲について話し合う。自発的に行われない場合は、お願いしよう。そうすれば、どの質問にどう答えるか、どのテーマを除外するかを考えられる。原則として話さないプライベートなテーマを短いリストにしておこう。家族、居住地、本業、過去の交際関係などだ。
収録中であっても、どんな質問も拒否できる。簡単に「それについては話しません」と言えば十分で、プロのディレクターならその箇所をカットするか、次の質問に移る。
公開許可と利用
インタビュー素材の利用は独立した利用に当たり、契約書に明確に記載しなければならない。公開前に編集版を見られるのか、また発言部分を削除してもらえるのかを確認しよう。このような公開許可は当然に認められるものではないが、合意することはできる。許可がなければ、どの文をどの文脈で掲載するかは制作側だけが決める。
抜粋を広告に使用できるかどうかにも注意しよう。文脈から切り離された発言は、完全な会話の中にある場合とは違って、予告編では別の印象を与える。肖像権があなたを保護するのは、契約によって利用を許可していない範囲に限られる。
インタビューは出演料に含まれるのか?
撮影と同じ日にインタビューを収録する場合、それが日当の出演料に含まれるのかどうかが不明確なことが多い。事前に確認しよう。独立したインタビューの予定は別途合意する。これに関する業界の固定相場はない。重要なのは、所要時間、負担、利用許諾の範囲だ。会話が数分だけの予定でも、合意内容を文書で受け取ろう。
正直に、ただしすべてを話す必要はない
自分を守るために、インタビューで嘘をつく必要はない。話す内容を選べば十分だ。話したいことを話し、それ以外は省こう。一度公開されたものは、制作側が後から削除しても、ほとんど取り戻せない。今日話したことが、何年後も閲覧可能なままになることがある。